学習アプリケーションの利用

協働的な学習について、官公庁では子ども達が教え、学び合う協働的な学びと定義をしています。官公庁の学びの事業の報告書には、具体的な活動として、タブレット端末や電子黒板を利用し、教室での授業、あるいは他の地域や海外の学校との交流学習において、子ども同士が意見発表や交換などを通じてお互いを高め合い、思考力や判断力、育成力を養うことを目的とする、と記載されています。

学びの事業における協働的な学習として、考えや作品をお互いに発表して意見交換をしたり話し合ったり、さまざまな意見を交換して整理する協働での意見整理、グループで分担や協力をしながら作品を作る協働の製作、他校との交流で学校の壁を越えた学習の4種類に分類できます。

これらの協働的な学習は、これまで行われて来た方法や教材、教具を用いても行うことが可能です。しかし、これらを手助けすることを目的として開発された協働的な学習のアプリケーションを利用することで、より効率の良い活動を行うことができます。

例えば、協働の製作を行う場合において、協働的な学習アプリケーションに搭載された同時書き込み機能が活用できます。同時書き込みの機能とは、オンライン上のワークシートに複数の生徒が同時に各自の端末からアクセスすることが可能で、尚かつ同時に書き込みすることができる機能です。1人の生徒が書き込んだ内容が、他の生徒のワークシートに反映してそれを同時に見ることができます。今までの協働学習の場面、例として、調べた内容の結果を模造紙に書き込む場合は、紙の方向や大きさに制限があったため、同時に書き込むことができませんでした。しかし、オンライン上のワークシートの場合は、そのような制約がありません。グループ全員が各自の意見を書き出す意見収集を行う場合、個人の調べ学習の結果をまとめていく新聞、図工や美術を複数人で協力して製作をおこなう際に、効果を発揮することができます。